(公財)日本美術刀剣保存協会 第12回重要刀剣指定 脇指 無銘 伝行光 (附)黒漆塗鞘小さ刀拵 詳細 刃長 一尺五寸(45.5 ㎝) 反り 三分(0.9 ㎝) 元幅 九分四厘(2.85 ㎝) 脇指 無銘 伝行光 (附)黒漆塗鞘小さ刀拵 ※価格等の詳細はお問い合わせください (公財)日本美術刀剣保存協会 第12回重要刀剣指定 相州行光は正宗・則重等と共に師である新藤五国光の創始した相州伝を一層推進し完成に導いた。行光は正宗よりやや先輩格と見られる。作風は新藤五国光に直結する直刃出来の刃文が多くみられるが、古来の刀剣書には作域は多彩で直刃を筆頭に湾れや皆焼ごころの出来口の物まで存在する。 本作は行光の中では一番大振りな平造りであり、同時代には粟田口国吉などにも同様の大振りの作がある様に異例の作である。鍛えは板目肌がやや肌立ち、地沸つき、地景が入る。刃文は湾れに小乱れ交じり、砂流し、金筋かかり、小沸がよくついていて、地刃共に健全で行光の優品である。附属する拵も赤銅魚々子地の刀装具で纏められており、刀身と相まって品格と重厚さを兼ね備えた拵である。 拡大する 拡大する 拡大する 拡大する 拡大する 拡大する 拡大する 拡大する 拡大する 拡大する 拡大する 拡大する 拡大する 拡大する 拡大する 拡大する 拡大する 拡大する 拡大する 拡大する 拡大する 拡大する 刀剣一覧