（公財）日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣鑑定書 刀 （銘） 備前国長船祐定 天正九年八月日 （附）潤み塗鞘勝虫金具打刀拵詳細 刀 （銘） 備前国長船祐定 天正九年八月日 （附）潤み塗鞘勝虫金具打刀拵 ※ご成約済み （公財）日本美術刀剣保存協会 特別保存刀剣鑑定書 祐定は末備前と称される室町時代末期の長船鍛冶の中で最も繁栄した一家である。 本作は焼幅広く腰の開いた互の目に足、葉入り、小沸よくつき所々荒めの沸え交え小さな湯走りを交える。地鉄は小板目肌よく練れてつみ、地沸微塵に厚くつき、地景がはいるなど祐定の優品である。また付帯する拵は勝虫図金具で纏められており品格のある拵となっている。 刀剣一覧