創業明治三十八年 美術刀剣店 銀座 盛光堂
PRODUCT
短刀 無銘 伝粟田口国安
- (公財)日本美術刀剣保存協会 第19回重要刀剣指定
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短刀 無銘 伝粟田口国安
(附) 黒漆塗鞘桐紋蒔絵合口拵
詳細
- 刃長
八寸二分半 (25cm)
- 反り
内反り
- 元幅
七分 (2.15cm)
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短刀 無銘 伝粟田口国安
(附) 黒漆塗鞘桐紋蒔絵合口拵
※価格等の詳細はお問い合わせください -
(公財)日本美術刀剣保存協会 第19回重要刀剣指定
鎌倉時代初期の粟田口派は国友を長兄とする六人兄弟が世に名高く、いずれの兄弟も技倆が高い。国安は三男であることから藤三郎と称され、国友•久国の兄達と共に後鳥羽院鍛冶で四月番鍛冶である。また国安の現存品は殆どが太刀か刀で短刀は在銘品が一振り、無銘極めは本作一振りの2振りのみ確認されている。
本作の鍛えは板目肌で僅かに柾ごころが交じり、刃文は直刃にややほつれごころがあり、喰違刃が交じり、沸がよくつくなど、健全で品格を備えた国安極めの優品である。
また附帯する合口拵も上品な出来で桐紋で纏められ、ハバキにも金無垢地に桐紋が施されている。
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