創業明治三十八年 美術刀剣店 銀座 盛光堂
PRODUCT 三処物 小柄·笄（銘）紋程乗 光晃（花押） 目貫 無銘 程乗 扇夕顔図
- （公財）日本美術刀剣保存協会 特別保存刀装具鑑定書
三処物 小柄·笄（銘）紋程乗 光晃（花押） 目貫 無銘 程乗 扇夕顔図
（附）天保九年九月光晃折紙
詳細
- 小柄長さ 9.71cm
幅 1.46cm
- 笄長さ 21cm
幅 1.24cm
- 表目貫長さ 3.85cm
裏目貫 3.91cm
- 三処物 小柄·笄（銘）紋程乗 光晃（花押） 目貫 無銘 程乗 扇夕顔図
（附）天保九年九月光晃折紙
価格￥2,300,000- - （公財）日本美術刀剣保存協会 特別保存刀装具鑑定書
後藤家九代目程乗は七代顕乗の次男で慶長八年の生まれである。寛永元年、父正継が剃髪して顕乗と号した時、理兵衛家の二代目を相続し名を理兵衛光昌と改めた、22歳の時であった。その後宗家の八代目光重（即乗）が32歳の若さで亡くなり後継者の亀市（廉乗）がまだ4歳であったので顕乗が一時宗家を預かり、後に程乗が宗家九代目を相続した。廉乗が18歳になった折に宗家十代を引き渡し25歳になるまで後見した。また程乗は加賀前田家に覚乗の子演乗と隔年交代で勤務し加賀百万石文化の発展に大きく貢献している。本作九代目程乗の作として十六代光晃が極めて折紙を発行し極め銘を刻している作品で扇夕顔図を濃やかな情景に見事に彫り上げ後藤家の品格と趣を併せ持った情緒溢れる作品に仕上がっている。
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