創業明治三十八年 美術刀剣店 銀座 盛光堂

PRODUCT 割短冊銘 宗珉作 宗與(花押)
向獅子図

(公財)日本美術刀剣保存協会 特別保存刀装具鑑定書

割短冊銘 宗珉作 宗與(花押)
向獅子図

詳細

  • 表目貫長さ

    2.0㎝

  • 裏目貫長さ

    1.98㎝

割短冊銘 宗珉作 宗與(花押)
向獅子図

※ご成約済み
(公財)日本美術刀剣保存協会 特別保存刀装具鑑定書

横谷宗珉は横谷家の三代目で寛文十年に江戸で生まれ、名を友常と称した。宗珉の祖父の初代宗輿は後藤家の門に学んで幕府の御用を務めており、宗珉も初めは幕府に抱えられたが、後に禄を辞して野に下り自由な世界で大いに腕を振るい大成して『町彫りの祖』と称された。宗珉の作風は大別すると高彫色絵と彼が創始した片切彫の両手あるが、当時の狩野派出身の画家英一蝶と親交があり図案・意匠について指導を受けたと言われている。
本作は横谷獅子を正面から大胆に彫り上げた作品で、彫が見事であり根が陰陽根である点も宗珉の見所の一つである。割短冊銘は宗珉の弟子で後に養子となった宗與の極め銘である。
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