PRODUCT 頭 鳳凰直政作 柳川直春(花押)
桐鳳凰図
- (公財)日本美術刀剣保存協会 特別保存刀装具鑑定書
頭 鳳凰直政作 柳川直春(花押)
桐鳳凰図
詳細
- 縁 高さ
1.3 cm
- 縁 幅
4.01 cm
- 頭 長さ
3.59 cm
- 頭 幅
1.64 cm
- 頭 鳳凰直政作 柳川直春(花押)
桐鳳凰図
※ご成約済み - (公財)日本美術刀剣保存協会 特別保存刀装具鑑定書
柳川直政は元禄五年(1692年)に江戸で生まれ、通称は初め平次郎、後に三左衛門と改めた。横谷宗珉に師事し、一門の逸材として活躍して一派を興した関係から柳川派の作風は横谷派の作風を踏襲しており、直政の作は師を彷彿とさせる物がある。そして直春はその直政の嫡男で生後間もなく父が急逝し、直光の後援指導を受けて修行し、寛政年間に直光が隠居して柳川家の三代目の家督を相続している。
本作はとても珍しい直政、直春の親子合作で、頭を父、直政が鳳凰を緻密に彫り上げ、縁を息子の直春が桐紋を、こちらも繊細な鏨遣いで彫り上げ、時空を超えての親子合作で作品に更なる品格をもたらしている。