PRODUCT 岩本昆寛(花押)
鍬に鶫図
- (公財)日本美術刀剣保存協会 第48回重要刀装具指定
岩本昆寛(花押)
鍬に鶫図
詳細
- 縁 高さ
1.36㎝
- 縁 幅
3.84㎝
- 頭 長さ
3.34㎝
- 頭 幅
1.74㎝
- 岩本昆寛(花押)
鍬に鶫図
※価格等の詳細はお問い合わせください - (公財)日本美術刀剣保存協会 第48回重要刀装具指定
岩本昆寛は延享元年に江戸で生まれ、本姓は浅井氏ではじめ良云といい、のちに昆寛と改めた。
岩本家の初代忠兵衛は横谷派の工人と伝え、昆寛は四代良寛門で五代目良寛が早世したため弟弟子である昆寛が岩本家の六代目を継いでいる。岩本家は元来横谷派であるが、昆寛は安親を主とした奈良派の彫法を研究し、横谷・奈良派の長所を取り入れ昆寛ならではの江戸前の粋を独特の感性で表現している。
本作は赤銅魚子地、高彫色絵で鍬の柄に翼を休める鶫の群れを彫り上げ昆寛ならではの感性と巧みな鏨使いによって見事に表されている。