PRODUCT 無銘 平田道仁
富嶽図
- (公財)日本美術刀剣保存協会 第36回重要刀装具
無銘 平田道仁
富嶽図
- 無銘 平田道仁
富嶽図
※ご成約済み - (公財)日本美術刀剣保存協会 第36回重要刀装具
桃山芸術の豪華美を七宝の技を持って刀装具に現わしたのが平田道仁である。当時の七宝は時代の嗜好に合致して伏見城や聚楽第の建築金具等に用いられ新鮮な工芸美として大いに注目された。晩年には徳川家康に召し出されて幕府の抱え工となる。七宝の技術は一子相伝の家職として継承され、代々徳川幕府に仕え、明治時代に入ってからは家伝の七宝技術を以て政府の勲章製作にあたっている。
本作は初代道仁得意の富嶽図を平田家独特の七宝据紋象嵌で現わしたもので道仁の独壇場と言える作品である。