PRODUCT 金剛斎 月山
大津絵図
- (公財)日本美術刀剣保存協会 特別保存刀装具鑑定書
金剛斎 月山
大津絵図
- 金剛斎 月山
大津絵図
※ご成約済み - (公財)日本美術刀剣保存協会 特別保存刀装具鑑定書
月山は松尾嘉六といい、文化十二年に京都で生まれる。大月派の河原林秀興の門人で金剛斎、東窓亭とも号した。鐔の製作が多く、師流を良く受け継ぎ、赤銅、真鍮、鉄、四分一等の高彫色絵工法を得意している。明治八年に六十一才で没した。
本作は光興も得意とした大津絵を鉄地に見事に彫り上げている。大津絵は滋賀県大津市で江戸時代初期から名産としてきた民俗画、さまざまな画題を扱っており、東海道を旅する人たちの間の土産物、護符として知られており、また江戸時代初期のキリシタン弾圧に際して『自分は仏教徒である』という隠れ蓑的な役割も有していたといわれている。
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