創業明治三十八年 美術刀剣店 銀座 盛光堂

PRODUCT 天保辛丑仲夏
    春明法眼刊(金印)
富嶽時鳥図

(公財)日本美術刀剣保存協会 特別保存刀装具鑑定書

天保辛丑仲夏
    春明法眼刊(金印)
富嶽時鳥図

詳細

  • 長さ

    9.72 cm

  • 1.47 cm

天保辛丑仲夏
    春明法眼刊(金印)
富嶽時鳥図

価格¥600,000-
(公財)日本美術刀剣保存協会 特別保存刀装具鑑定書

河野春明は横谷系の柳川直春の門人で、はじめ春任と名乗り、文化年中に春明と改銘した。文化四・五年二法橋に任じられ、間もなく法眼の位に進んでいる。春明は後藤一乗と時代を同じくして活躍した江戸金工を代表する一人であるが、その活躍の範囲は江戸に留まらず、文政頃には東北や北関東に遊歴して作品を遺し、晩年の嘉永・安政年間には越後地方に遊び同地で歿している。
本作は素銅石目地に富嶽を鋤出高彫で、時鳥を据紋象嵌で見事に彫り上げ富士山の雄大さが見事に表現された春明の優品である。
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