PRODUCT 紋廉乗 光晃(花押)
毘沙門弁天図
- (公財)日本美術刀剣保存協会 特別保存刀装具鑑定書
紋廉乗 光晃(花押)
毘沙門弁天図
詳細
- 縁 高さ
1.46㎝
- 縁 幅
3.79㎝
- 頭 長さ
3.34㎝
- 頭 幅
1.9㎝
- 紋廉乗 光晃(花押)
毘沙門弁天図
価格¥600,000- - (公財)日本美術刀剣保存協会 特別保存刀装具鑑定書
後藤家十代廉乗は寛永五年に生まれ、幼名は亀市、俗名を源四郎といい正保二年、十八歳の時に宗家の名乗りである四郎兵衛を襲名し、名を光侶と改める。承応元年に二十五歳で宗家十代目を相続した。後藤宗家は代々京都に居住してきたが、幕命によって廉乗が寛文二年にはじめて江戸へ移住し、以後十七代典乗光則に至るまで江戸に居住している。天和三年 五十六歳の時に剃髪して廉乗と号し、元禄十年に養子の光寿(通乗)へ宗家十一代を譲って京都に隠居した。
本作は後藤には比較的少ない縁頭の作で、金紋で毘沙門と弁天を廉乗が見事に彫り上げ、後藤家の品格が十分に伺える優品である。