(公財)日本美術刀剣保存協会 保存刀装具鑑定書 柳生 帆船透詳細縦6.94 cm横6.84 cm耳厚さ0.62 cm 柳生 帆船透 ※ご成約済み (公財)日本美術刀剣保存協会 保存刀装具鑑定書 『日本刀大鑑』36項、図版19項所載 『寒山刀剣講座 第5巻』140項所載 『刀装小道具講座』290項所載 『尾張と三河の鐔工』90項所載 尾張柳生家の四代厳知・連也が柳生の兵法を寓意したものを当時の鐔工に造らせたのが柳生鐔である。 本作は波を薄肉に彫り、風をはらむ大きな帆を透かし『風帆または帆船』といわれている。追い風を受ける船の勢いを兵法の教えとしたのであろう。風に従う帆を水月と同じように兵法の極意としたものと考えられる。地鉄はよく、質実重厚な作で柳生鐔の中でも特に出来の優れた名品である。 拡大する 拡大する 拡大する 拡大する 拡大する 拡大する 拡大する 拡大する 拡大する 拡大する 拡大する 拡大する 拡大する 拡大する 刀装具一覧