山崎一賀は後藤就乗の門人で、同名数代あるといわれている。作風は後藤家の作品に類似し彫・色絵ともに濃やかさが加味された、細密で後藤家の作に優るとも劣らぬ作柄で格調が高い。
 本作は白驢に乗って一日数千里を移動した張果老人、瓢、白驢を一賀らしくさまざまな地金を用いて緻密に彫り上げた見事な作品である。